2015年11月21日土曜日

【新聞掲載】 「高校生市長に提案」11/21大分合同新聞[朝刊 ]



「高校生市長に提案」高校生市長に提案 農家の販路拡大、市名変え企業誘致…

佐伯市の日本文理大学付属高校の2年生が西嶋泰義市長に政策提案をした。古里の発展を願い、若い感性で考えた提案ばかり。受け取った西嶋市長は「参考にさせてもらう」と前向きだった。

 市報に地方創生に関する事業アイデア募集の記事を掲載。公務員を目指して勉強している生徒から取り組みたいとの声が上がり、授業の一環として政策をまとめた。
 提案の内容は▽農家から農産物を買い取り、ふるさと納税の謝礼品として佐伯の農産物詰め合わせを贈って農家の販路拡大を目指す▽生まれ故郷にふるさと納税をするよう、帰省客が多い盆や正月に自分たちでPRする▽市の名前をソフトバンク市に変えて企業誘致し、雇用増加やプロ野球キャンプ地誘致を図る▽中学校の音楽で使うリコーダーをギターに替えてストリートミュージシャンを増やし、若者が集まる町を目指す―など。
 7人が市役所を訪問。それぞれが考えた提案を西嶋市長にぶつけた。中にはギターで弾き語りをする生徒も。西嶋市長は「提案をありがとう。いろいろな切り口で斬新なアイデアもある。若者が住みたい町になるようにこれからも一緒に考えてほしい」と述べた。
 ふるさと納税の謝礼品として野菜詰め合わせを贈ることを提案した桑原桃乃さん(17)は「納税者を増やすとともに、多くの人においしい農産物を知ってもらいたいと思って考えた。これからも市のためになる提案を考えたい」と話した。
※この記事は、11月21日大分合同新聞朝刊16ページに掲載されています。



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