【新聞掲載】大分合同新聞1/26[朝刊]
佐伯市の日本文理大学付属高校3年の四十田歩(よそだあゆむ)君(18)が、日本森林林業振興会が募集した「山火事予防ポスター用原画および標語」に作品を応募。標語部門で全国2位となる優秀作品に選ばれた。
四十田君の作品は「火の怖さ 少しの油断が 山火事に」。授業の一環で考えて応募し、全国の高校生でただ一人、入賞した。
同市米水津の山間部に住み、家の近所の山中でたばこの吸い殻を見つけて「危ない」と感じたことがあるという四十田君。標語を考える際に山火事について調べ、2011年には全国で約2100件が発生し、損害額は10億円を超えていることを知った。
「吸い殻のポイ捨てで火事になる可能性もあり、ひとたび発生すればなかなか鎮火できない。生徒だけでなく大人ももっと山火事について考える必要がある」と感じたという。
新年度は大学に進学することが決まっており、将来の夢は小学校の教員になること。「今回考えたり、学んだことを生かし、小さい子に火遊びの怖さを教えていきたい」と話した。
0 件のコメント:
コメントを投稿