2016年1月12日火曜日

【大会結果】おおいたシティハーフマラソン 市原梨花(1年特進コース)、後藤みのり(22年度卒)が見事優勝!


■ 初出場の市原(1年特進)、頂点 高校女子、おおいたシティハーフマラソン
=高校女子=
 【評】10キロ高校女子は初出場の市原(文理大付)が優勝を飾った。
 スタート直後から飛び出した市原は、2キロすぎには後続の大野(東明)らを引き離し、その後も先頭を快走した。
 大野が2位、3位に宮崎(愛媛・宇和)が入った。
 初めて挑戦した10キロレースで高校女王の座に就いた。序盤から独走した市原梨花(文理大付1年)は「緊張で走りきれるか不安だった。優勝できて本当にうれしい」とあどけない笑顔を見せた。
 これまでは高校駅伝の1区間(6キロ)が最長レースだった。不安もあったが、自分のペースを貫いた結果、「気付けばずっと先頭だった」。周囲を走る男子選手にも刺激され、前半を上回るペースで後半も走り抜き、目標の36分台を切る35分48秒でフィニッシュした。
 「走りやすかった。一緒に練習する男子にも勝ちたいと思って走った」と振り返り、「もっとスタミナをつけて今後も頑張りたい」と話した。
■ 後藤に栄冠 10キロ一般女子、おおいたシティハーフマラソン
=10キロ一般女子=
【評】トップを走り続けた後藤(キヤノンAC九州)が2位以下を大きく引き離した。
 後藤、天児、川嶋のキヤノンAC九州勢が引っ張り、2キロ付近で後藤が抜け出した。2位は川嶋、3位は天児で、3人とも大会新記録だった。
 10キロ一般女子の後藤みのり(22)=キヤノンAC九州=が大会記録を1分以上更新する走りで栄冠を手にした。ただ「優勝できたことはよかったが、満足な走りではなかった」と、表情には悔しさも入り交じった。
 「自分の走りに集中した」という後藤は、スタート直後から先頭をキープ。2キロ付近でキヤノンAC九州の仲間を引き離し、その後はゴールまで一人旅の快走だった。
 圧倒的なレース展開だったが、「1キロごとに設定したタイムを刻めなかった」と不満げ。それでも「しっかり力をつけて、全日本実業団(女子駅伝)でチームの力になれるように頑張りたい」と飛躍を誓った。

0 件のコメント:

コメントを投稿