2016年10月11日火曜日

西と渡辺3位【いわて国体レスリング】

レスリング少年男子のグレコローマンスタイルで、66キロ級の西海静(文理大付高3年)、96キロ級の渡辺大智(同)が3位入賞を果たした。2人とも決勝進出はならなかったが、全国大会で初の表彰台に立ち、勝龍三郎監督(46)=同高教=も「いろんな苦労を重ねてきた。よくここまで頑張った」とねぎらった。
 2人とも今大会を制した相手と準決勝で対戦した。西は開始直後に苦手な四つ組みの体勢から投げられ、そのまま悔しいフォール負け。渡辺は先手を奪ったが逆転を許し、判定で敗れた。
 鹿児島県奄美大島出身の西は同郷の勝監督との縁で大分へ。高校から競技を始め、「つらくも楽しい2年半だった」と振り返りながらも、「日本文理大に進学予定なので、次は成年代表として国体に臨み、もっと上を目指す」と話した。
 佐伯市出身の渡辺は3年連続の国体出場だった。過去2大会は初戦で優勝候補に敗れる悔しさを味わい、最後に意地を見せた。「悔いは無い。ようやく大分に恩返しができた」と笑った。


◇レスリング
 (宮古市民総合体育館)
 ▽少年男子グレコローマンスタイル66キロ級準決勝
中村 拓磨(岐阜・中津商高) フォール1分25秒 西 海静(大分・日本文理大付高)   
 ▽同グレコローマンスタイル96キロ級準決勝
三浦 庶宏(東京・自由ケ丘学園高) 6―3 渡辺 大智(大分・日本文理大付高)

※この記事は、10月11日大分合同新聞夕刊8ページに掲載されています。

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