2015年12月14日月曜日

【新聞掲載】大分合同新聞12/12[朝刊]ハイスクール消防クラブ

【新聞掲載】大分合同新聞12/12[朝刊]
大分合同新聞「キラリおおいた課外活動に」に本校のハイスクール消防クラブの活動が掲載されました!

《掲載記事内容 》
「将来は地域の消防団に入って、安全を守りたい」。佐伯市の日本文理大付属高校のハイスクール消防クラブは、校内の防災意識を向上させようと活動している。そろいの帽子をかぶり、敬礼する姿は頼もしい。
 消防団員の減少や高齢化が課題となる中、県が若者の消防へのイメージアップを図ろうと各校に創部を働き掛けた。同校は他の部活動と兼ねている部員が多く、活動は不定期。顧問の安東慎一郎教諭は「生徒に防災意識を持たせるのは正直難しい。彼らが主体的に活動することで、他の生徒の意識も高まるはず」と期待を寄せる。
 クラブの活動は、出初め式への参加や東日本大震災のパネル展示、校内防災訓練での指揮などさまざま。
 10月の文化祭では、AED(自動体外式除細動器)の使い方を実演する劇を披露。AEDに見立てた箱を手作りし、急病人や通行人などの役割を演じた。部長の広戸尚幸君(18)=3年=は「講習会で自衛隊員から『人を守るために大事なのは行動力』と言われた。活動を通して興味を持つ人が増えれば」と話す。
 佐伯市は南海トラフ巨大地震による被害が県内で一番大きいと想定される。7月には震度5強の地震も発生した。入部して半年が過ぎた川原健人君(16)=1年=は「自然災害を伝えるニュースが目に留まるようになった。災害時の避難場所などを家族で議論することも増えた」という。
 消防団員として活動する父に憧れて、消防クラブに入った河野孔明君(17)=3年。地域の防災訓練にも積極的に参加し、放水体験もした。「社会人になったら、父と同じ団員として、地域を守っていきたい」と意気込んでいる。 

メ モ:2010年1月発足。同年に部員が県内の高校生では初めて防災士の資格を取得した。毎年、救急の日(9月9日)や津波防災の日(11月5日)に合わせて、自衛隊員や消防署員から救助法の講習を受けている。部員は1年生10人、3年生5人の計15人。


大分合同新聞 12/12(土)朝刊より


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